BASELWORLD 2016 新作時計情報

バーゼルフェアの開催まであと20日程となりました。

ジュネーブにあるアーティアの工場では、最新作の製作がクライマックスを迎えていることでしょう。

さて、今年のバーゼル新作時計紹介も4作目になります。

今回はメキシカンスカルをモチーフにしたフライングトゥールビヨン CARAVERA TOURBILLON です。

ARTYA COMPLICATIONS – CARAVERA TOURBILLON 1/1

 

ArtyA Calabera Tourbillon

ArtyA COMPLICATIONS Mexican Skull Tourbillon watch

昨年10月にアーティアのオーナー Yvan Arpa 氏が来日しました。
その時の様子はこちらYvan Arpa 氏がついに来日!

実は、彼が日本の後に訪れたのがメキシコだったのです。

アーティアは、早くから高級腕時計にスカルを取り入れてきたブランドです。
これまでにスカルをフィーチャーした様々なモデルをリリースしています。

現在、スカルは様々なレンジのブランドで取り入れられており、ある意味氾濫しているといえる状況です。

そういった中、彼はさらに一步踏み込み、真正性や歴史性の高いオリジナルのスカルデザインをメキシコに求めました。

CARAVERA(カラベラ)とは、スペイン語でスカルのこと。このモデルの最大の特徴はこのカラベラのデザインです。

ダイヤル上部にある CARAVERA の彫金はメキシコシティの国立人類学博物館にあるオリジナルのデザインを継承しています。

メキシカンスカル

メキシコの国立人類学博物館にあるメキシカンスカル

 

メキシコのスカルモチーフ

メキシコシティの国立人類学博物館にあるさまざまなスカルモチーフ

グレーの濃淡で刻まれる旭日モチーフの背景、中央を走るスカルが鎮座した十字架、深く刻まれた文字、徐々にフェードアウトするカールやアラベスク、これらが幾層ものレベルに重なって刻まれています。

美しいフライング・トゥールビヨンは、MHC社製造によるアーティアのエクスクルーシブモデル。振動数は21,600振動/時、パワーリザーブは100時間です。

価格やスペックの詳細は下のリンク先をご覧下さい。
ARTYA COMPLICATIONS – CARAVERA TOURBILLON 1/1

メキシカンスカルのトゥールビヨン

メキシカンスカルのトゥールビヨン

トゥールビヨン裏

スケルトンになっているトゥールビヨンの裏面